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これまでの職の話をしよう season2 ーシステムエンジニア3ー

(これからの職の話があまりできないので、引き続きこれまでの話を書きます)

 

もはや元システムエンジニアと名乗るのも気が引けるのだが、

誤って使用中のサーバがつながったUPS無停電電源装置)の電源を落とすというミスをやらかしたことがある。

(※もちろん顧客に影響する環境ではありません!!! )

 

慣例通りしつこくAKB48で喩えると、

AKB48がステージでリハーサルをしている最中に、そのステージの照明・音響機器をつないでいる根本の電源を落としてしまった。

この電源が今まさに使用しているステージの大本になっている、と把握せずに、「押すべき」という意志を持って電源ボタンを押してしまったのだ。

 

やばい。やばすぎる。

 

しかし、この時私は、自分の人生の中でも激レアな大物っぷりを発揮した。

自分が電源ボタンを押してしまった瞬間、当然ステージ上の照明・音響機器がシューンっと悲しい音を立てて消えた。

その時私は、

「あ、どこかで誰かが偶然、私のボタン押下と同じタイミングで消したんだろうな。」

と判断したのである。

 

「あ、どこかで誰かが偶然、同じタイミングで消したんだろうな。」

記念碑に刻んでおきたい。

 

異なる人間が操作している機器の電源が、偶然、全く同じタイミングで落ちる。

これってどれくらいの確率だろうか。

宝くじ一等+前後賞3億円くらいは当たるだろうか。

よくわからないけど、天文学的な確率だろうと思う。

 

そんなこと考えもせず、特に悪気もなく、同時多発オフ説を信じて疑うことなく、私はその場を去った。

 

しかしその直後、「おいおい、なんか消えたぞ。大本の電源落としたの誰だよ。」という騒ぎが発生するのは言うまでもない。

自分の耳にその騒ぎが届いた瞬間、一気に血が頭から足先に流れ、そのまま身体から抜け出ていくのを感じた。

 

 

わたしのことかーーーーーーーっ!!!!! (伝説のスーパー最悪人へ)

 

 

 

電源なんてまたつければいいじゃん、と思うかもしれない。

しかし、リハーサルと言えども、ステージで演じている最中に突然真っ暗になるという状況では、混乱したAKB48メンバーの何人かが行方不明になるリスクが非常に高いのである。

そんなことになったらもはやごめんなさいで済む世界ではない。

 

血の気のもどらぬまま奔走して電源をアップして、涙ちょちょぎれながら恐る恐るメンバーを確認すると、なんとか全員いるようだった。

本当に運が良かったとしか言い様がない。

まさに、一命を取り留めた今だから書ける話である。

 

Ms.イレイサーでなく、ミス(mistake)イレイサーだったらどんなによかっただろう。と思う。

 

言うまでもなく、前職でご一緒した方々には本当に多大なるご迷惑をおかけした。

それでもみなさん本当に良くしてくれた。

心底から、ありがとうございました!!!

 

 

 ※ 会社の名誉のために断っておくと、お客様に影響するようなところではもちろんこんな適当な操作は許されない仕組みになっていたし、周囲は本当に優秀なエンジニアばかりでした。私が一人でアホだっただけです。