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芝居に出ることになった話

突然だが、この度、知人の劇団の芝居に出演することになった。

なんでそんなことになったかというと、

オポチュニティオポチュニティしたからである!(ドヤッ)

 

(“オポチュニティオポチュニティする” とは一種の流行語である⇒

流行語大賞を狙って2年が経った - ニートザッカーバーグのよくすべる話

 

ある日LINEの吹き出しに乗ってやってきた「今度、お芝居出てみませんか?」という奇特なお誘いに「はいよろこんで〜」と、居酒屋バイトなみのお気楽なお返事をしたのが昨年の10月ころ。

あれから、あれよあれよと言う間に1年が経とうとし、ただいま、本番まで1週間ちょっとという窮地に立たされている。

 

出演させていただくお芝居はこちら↓

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(↑「ニートザッカーバーグ」という名前が書いてある。この名前が紙媒体に掲載される日がくるなんて)

 

さて、自称「Ms.安請け合い」の異名を誇る私。我ながら、今回も見事な安請け合いをキメた。自身では、よく考えて決定したつもりだったところが、もはや自分の安請け合いの“美しさ”だとさえ思える。

 

どう安請け合いだったかって、話は単純明快、私には演技経験が足りなかった。

参加させていただく劇団は社会人劇団とはいえ、旗揚げから15年という長い年月活動を続けている歴史も実績もある団体。(前回公演は客として観に行ったのだが、大変おもしろかった)

“小学生”を6年間続けたことが人生最長の継続経験であるほど「継続は苦手なり」な私にとっては、黒柳徹子のごとく偉大な存在の劇団である。

どう考えても、素人が徹子の部屋に入っていいはずがない。

しかしそこは、憧れの空間であることもまた間違いない。

無駄に「中学の時(超弱小)演劇部員だった」という超絶中途半端な事実があったことが、私の心に愚かなる“慢心”を産み、恐る恐るながらも、お部屋の扉を開いてしまったのだった。

 

実際稽古が始まってみると、慢心はものの5分で崩れ去り、自身の類まれなる“安請け合い”の才能を自覚した。某トーークの“徹子の部屋芸人”で聴いた噂通り、オープニングから難関だった。まずもって、超基本的なところで、声の大きさが足りない。

思えば社会人になってからの私は、上司の席に近づいて「すみません」と声をかけても気付いてもらえず、「お!なんだ!そこにいたの!?ビックリした〜」と、無為ドッキリを仕掛けることが日常茶飯事だった。

正面から顔を見て話しかけているのに「え?もしかしてなんか喋ってます?」と言われたことさえ、1度や2度ではすまない。

つまり、50cmくらいの距離でも気づかれないほどの存在感と声の大きさで生きているのがここ数年の私だった。ついこの間と思っていた(超弱小)演劇部の記憶は、気がつけばもう、20年近く前の遠い遠い過去の存在になっていた。

 

そんな頭痛の種のような状態からスタートした稽古。ところが劇団員のみなさんは温かく、親しみを込めて「ニートさん」と呼んでくださり、丁寧にいろいろと教えてくれた。

そして演出家の方も、なかなか出来ない私に対して諦めずに「ニートさんの課題はね」と根気強くダメ出し・指導をしてくれる。

ニートの課題といえば働いていないということに尽きるのではないのか。否、ここでは違う。声の出し方であり、キャラクターの作り方であり、セリフへの気持ちの乗せ方なのだ。

自分自身は課題だらけだったけど、まっさらな状態から芝居がだんだんと出来上がっていく過程を体感するのが本当に面白くて、(全てはメンバーのみなさんのおかげなのだけど)なんだか稽古が楽しくて仕方がなかったから、とにかく前向きに取り組むことだけはできた。

とんねるずバリに“みなさんのおかげ”を実感しつつ、少しずつ、少しずつ前進してくることができた気がする数ヶ月。そしてウソであって欲しいけど間もなくやってくる本番。とにかく憧れの徹子の部屋の空間を壊さないよう、ニートさんの名にかけて、やりきるしかないところまでやってきた。

 

※注:実際の芝居(劇団)と、黒柳徹子および徹子の部屋は一切関係ありません。

 

さあ、本番まであと1週間ちょっと。50cmの世界で生きていた私が、客席から、存在に気付いてもらえるのか・・・

続きはリアルで! ↓

 

theatre project BRIDGE vol.14
『ザ・ロング・アンド・ワインディング・労働』
シアターグリーン BOX in BOX THEATER

10/10(土)14:00 / 19:00
10/11(日)14:00 
10/12(月祝)14:00
※開場は開演の30分前です

 

詳細はコチラ▼

http://www.t-p-b.com/

 

あんなに魅惑的なチラシなのに、テーマは『労働』だょ♡

みんな、観に来てね!