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流行語大賞を狙って2年が経った

私は、2012年ころからひそかに流行語大賞を狙っている。

なぜ流行語大賞を狙うかと言うと、一発当てたった感を味わいたいからである。

要するに、自分の平凡な人生に華を添えたいのだ。

 

そんなのただの一発屋で終わるだけじゃないか、とおっしゃる意識の高い方もいるだろう。

でもこれまでの人生が何もかも中途半端な私にとっては、「一発屋」は一発当てているという事実だけで既に尊敬に値する存在である。

それにそもそも"持続可能な当て屋"になるなど、

NAI NAI NAI 体力ない NAI NAI NAI 精神力ない NAI NAI NAI なにより自信がない。

というわけで、流行語大賞で一発当てたいと思っている。

 

で、どうやって流行語大賞を獲るかだが、まず無名な私が広く言葉を広める手段としては、インターネットが最も効率的だと判断した。

そして、中でも拡散力の高いTwitterを使おう、とそこは特に深く考えずに選択した。

 

流行語と真剣に向き合って2年、Twitterからの大賞獲得はそこそこハードルが高いことに気づきつつある。

これまでに大賞と獲った言葉の傾向を見てみると多いのは以下の3種のように見受けられる。

  1. 芸人のギャグ → 動き・音(言い方)の要素が重要
  2. ドラマ/スポーツ選手や首相の台詞 → その台詞に至る背景や文脈が重要
  3. 政治的事象 → そもそも国家レベル(特に流行語がなかった年に仕方なく選ばれる傾向)

(参考:新語・流行語大賞 - Wikipedia 

 

Twitterのつぶやきでは、上記1~3を流行語大賞たらしめている重要な要素のほぼ全てが欠落してしまう。その点でハードルが高くなる。

だが、だがしかしである。2013年の流行語大賞候補に「激おこぷんぷん丸」がノミネートされたことを、我々は軽視してはならない。

著名人がマスメディアの前で発した言葉ではなく、一般で使われた言葉がTwitterで広まり、話題性が高まり、それがきっかけでテレビで取り上げられ、「大賞ノミネート」まで上り詰めたというこの事実は、まさにTwitter流行語界に流星のごとく現れた輝く希望の☆なのだ!(と私は認識している)

 

ここからは、私がこの2年の間に生み出した流行語を紹介する。

ちなみに、"おいおい、流行してないから流行語じゃないだろ"というツッコミには恐縮だが反論させていただきたい。

下記の言葉たちは生み出された時から「流行語大賞」の座につくことを使命とされた言わば「王家の血筋の者」。

一般語が好機に恵まれて流行語となるのとは異なる、生まれ持っての「流行語」なのだ。よって、私は下記の言葉たちを「流行語」と呼ぶ。

ただし、王家の血筋のものが必ずしも政治的な才覚を持っているかといえばそうではないように、生まれ持っての流行語が必ずしも流行するわけではないという点はご理解いただけたらと思う。

 

其の一:「おやす〜☆」 

<制作意図>

これは、かつて「おっはー」が流行ったことを意識して作った。

SNSやLINEの普及により、学校などで面と向かって友人同士で交わすチャンスが少なかった「おやすみ」という挨拶も、気軽に言い合えるようになる、という時代の流れを見据えた流行語である。

"文字でやりとりする"という特徴を活かして伸ばす棒を〜にし、最後に☆をつけることでより流行感を醸し出そうとした。

 

<結果>

自分の身の回りのインターネットの人たちがおもしろがってbotを作って毎晩定時につぶやくなどしてくれたが、そこまでだった。

 

<反省点>

あまりにも普通の言葉すぎた。

こういう普通の言葉は、使用機会が多いという点では正なのだが、「おっはー」のような"動き"や"言う人間のキャラクター"という付加価値がないと特別な言葉としての体をなさない。

そもそもこれは、たとえ流行っても「私が生み出しました!」と言い切れない。

 

其の二:やめちゃった退職 

<制作意図>

自分が前職(SE)を退職する際、退職を決意するに至った経緯を説明したところ、上司を始めとする周囲のひとに「え、そんなことで辞めちゃっていいの?」という反応をされ、「傍から見たら"てへ。辞めちゃった♡"くらいの軽率な決断に見えるんだろうな」と実感した経験を踏まえ、そのような退職を「やめちゃった退職」と呼ぶことにした。

"できちゃった結婚"的に、社会一般で活用されることを予想。

 

<結果>

私以外の人が使っているのを見たことがない。

 

<反省>

使用機会が少なすぎた。なにより制作した私自身、まだ1回しか使うチャンスに巡りあってません。

また、"やめちゃった退職"をする人が、できちゃった結婚ほど続出する展望も特に見えない。

 

其の三:オポチュニティオポチュニティしてる

<制作意図>

完全に音の響きだけで制作。作った当初は、オポチュニティの意味をよくわかってなかった。

 

<結果>

この言葉をこのブログにも記載した際に、少しだけ取り上げてくれるツイートが増えた。が、一瞬の煌めきで終了。

 

<反省>

おそらくこれも言葉として使用機会が少なすぎた。そもそも意味がよくわからずに作ったので、私自身が使いドコロを掴めていない。

 

其の四:もう死ですよ〜

<制作意図>

辛いことがあったときにつぶやく使用機会の多い言葉として制作。思わず声に出して発した時に周囲にウケたので、いけそうな予感があった。

 

<結果>

ツイッターでつぶやき続けたところ、周囲の何名かは継続的(?)に使ってくれるようになった。

 

<反省>

これは使用機会も多く、少しイイ線いったような気がしているが、やはり字面として少々平凡だった。動きと声のインパクトを重ねられればもうちょっとイケたかも感がある。ていうか「死」という言葉がネガティブすぎて、しょっちゅうつぶやくことが憚れる点が大きな欠点であった。

 

其の五:まだ水

<制作意図>

平日の5日間を過ごしていると、水曜日あたりで必ず「まだ水曜日か・・・」という感情がやってくるので、もう省略しちゃえと思って省略した形。「まだ水曜日か」という思いに共感が多かったので流行語として世に送りだした。

 

<結果>

"まだ水"については、初めて【みんなで流行語大賞を目指そう!】とキャンペーン化して拡散を狙ってみた。ポッキーアカウントが11月11日にやっていた【ギネスを狙おう!】ってやつをお手本にした。

もしかしたら多くの人の"皆で協力して何かを成し遂げたいゴコロ"をいい感じに刺激しちゃって、めっちゃ拡散されちゃうんじゃないの!?とドキドキしていたが、結果は8RTと惨敗であった。

 

<反省>

これも毎週水曜日しかつぶやけないという微妙な機会の制限が響いた。また、"まだ水曜日"という感覚に共感しない人も意外と多く、使用者が制限されてしまった。ネガティブな言葉だったのもよくなかったかもしれない。

キャンペーン化は・・・どうしたらよかったのか模索中。

 

その他、「むりぽじ(無理にポジティブに考えること)」「〜してcmg(〜してチョンマゲの略字版)」「コングラコングラ(オタクっぽい"おめでとう"の言い方)」などまだまだたくさんの流行語を生み出してきた私だが、すべて説明しているとキリがないので割愛する。

まあとにかく、2012年度/2013年度の流行語大賞ノミネートには至らなかった。

 

これまでの経験から得た上記の反省を活かし、今後は下記の条件を満たす流行語を引き続き生み出し、発信していきたいと思っている。

・使用機会が多く、誰でも使える

・すぐに意味がわかる

・"激おこぷんぷん丸"くらい字面だけでインパクトがある or 動画を活用する

・ネガティブすぎない

・拡散してもらいやすい方法は引き続き模索

 

 

さぁ、みんなで、Twitter流行語大賞を目指しましょう!

(アドバイスお待ちしております)