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結婚の話

今私がこうして心に余裕を持って無職でいられるのは、なんといっても夫の支えがあるからである。甘えている、と言われても仕方ないし、実際甘えていると思う。

職のことを書くつもりだったけど、なんだか急にそのことを書きたくなったので書こうと思う。ただのノロケなので注意してほしい。(※ 素面です。)

 

夫とは大学で知り合った。

彼は「3度の飯よりインターネット」というくらいインターネットに浸かっている人(略して「インターネットの人」)である。

ともすれば「インターネットと私とどっちが大事なの!?」「インターネット(即答)」という世界で付き合いを続けてきた。

彼は就職先ももちろんそういった関連の業界に行った。

好きなことを軸とした仕事は非常にやりがいがあるようで、いきいきとしていてうらやましい。

 

付き合っているころ、彼はインターネット上で頻繁に私の名前を出していた。

「今日、○○さんと会った」とか「○○さんが頭おかしいこと言ってて面白かった」とか、普通に見たら、何のろけてんだよリア充爆発しろ的にインターネットの中の人々に叩かれそうなもんだが、彼が書くとなぜか妄想としてインターネットを駆け巡り、逆に快く受け入れられた。

そういう人徳のあるヒトなのである。

そんなわけで、私を知らない彼の同僚やインターネットの向こう側の人々は○○さん=脳内彼女ということで処理していたらしい。

それゆえ、彼が初めて職場のイベントに私を連れて行ってくれた時、同僚の方に挨拶するたびにみなさん口を揃えて「○○さんって、実在したんですね!」と言って驚いた。

「実在してたんですね!」なんて、平凡な暮らしをしていたらまずかけられない言葉だし、こんな貴重な経験をさせてくれた夫に心から感謝している。

 

私はこれまで色々なわがままや突拍子もないことを言って彼を困らせてきたと思う。

すしアカデミーオーストラリア校に行くと言い出した時に穏やかに「それは違うでしょ」と諭してくれたり、結婚式の夫婦初めての共同作業は夫婦漫才と決めている、と宣言したとき「君の好きなようにやるのがいいよ」と言ってツッコミ引き受けてくれたり、その他諸々、そりゃまあ大変だったと思う。

おかげで、かつてインターネット界で文学的な面白さを振りまいていた彼が最近では「(電車の走る音を真似て)おでんおでーん おでんおでーん」「←おでんしゃ」とダジャレを言ってみたり、「ねむいのおどり〜」とか言って家で突如踊りだしたり、疲労の色を隠せずにいる。というか、キャラが私に近づいてきている。

(私も夫の影響でインターネットに最適化されつつあるが。)

不本意なのではないかとも思うが、それでも「楽しい」の一言で容認してくれている。

 

そして今回、会社を辞めると決めた時、そのことを話したすべての人にまず問われたのは「旦那さんはどう言っているの?」ということである。

その時いつも私は何の迷いもなく「応援してくれています」と答えている。本当にそうだからだ。

利害関係のない他人が聞いても「ちょwwwマジかwww考えなおせw」と言う決断を、一度も否定することなく当然のように応援してくれたのが夫なのである。

私の答えを聞いた人は皆「いい旦那さんだねー」と言うが、マジでその通りだ。

 

いつか何らかの形で、夫に恩返しができるといいなーと思う。

 

もし、私が旦那の文句言ってたら、このエントリ突き出してください。